作品写真

2012年10月16日

マルクとパルスとTYVM



これは最近作ったドールハウスです。
木のボードはホームセンターで購入
小道具は100均やマグネット
小さな絵画は自作のチョークアートなどをカメラで撮って小さくプリントアウトして落ちてた小枝で飾ったものです。
だいたいA3くらいかな?
実物は豊田市西山町の「デイサービスよっといでん」にあります!
お近くにお寄りの際は是非みてあげて下さい!
車イス用のトイレに飾ってあり、たま~に小物の配置を変えて極上の自己満足に浸っております。
(*^◯^*)
ところでマルクとパルスって何ぞや?
と思われたかと思います。
前にも書いたように私は「成人スティル病」患者のひとりです。
膠原病の一種で原因不明、特効薬もなく完治しないやっかいな病気なんです。
マルクとはふっとい針をおっぱいとおっぱいの間にブスッとさされ骨髄液を採る検査。
もちろん局部麻酔で痛みはなく
針を刺した後、骨を探るようなググッと感があるだけでした。
私は入院中にそれを受けましたが
二度ほど大騒ぎして泣きわめいてドタキャンしました。
パジャマの前をはだけて先生を追い払いました!
理由は「もし心臓に刺さったらどうするのっ!」
でも「心臓ははずすから~」
の先生の一言で踏ん切りをつけました。
もう一つはパルス療法
これも入院中、病名が決まってからも大量のステロイド剤ではちっとも微熱と湿疹がひかず
「今以上のステロイドを点滴で入れます」とのこと。
「ざっと数十倍のステロイドだけど、これを点滴するとてきめんに熱が下がりますよ」と。
そのウン十倍っていう数字と果てしないステロイドの副作用でめっちゃくちゃブルーになっていたら
1人のきれいなナースが部屋に入ってきて、不安がる私に
「実はね、わたしも以前あなたと同じパルス療法を受けたことがあるの~」
でした。
私はそのきれいなナースをじっと見つめて
(こんなにキビキビ働いてるナースのどこがビョーキなんだよ!)と信じませんでした。
でもそのナースは私に
「パルス療法でこんなに元気になったから、わたしがなったからあなたも元気になれるはず!」
と、副作用をこわがる私の肩をポンと押してくれました。
さらにそのナースは
「とりあえずあなたは死なないわよ。
1年後はこのわたしのようにバリバリ働いてますよ、きっと」
今思えばその時私は彼女に「とけない魔法」をかけられました。
闘病10年目にはいりますが私は、まだ
死んでいません。
パートですが、一生懸命働いています。
10前は、辛い悲しい悔しいだるいで言えなかった言葉
今、あなたに届いたでしょうか?







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Posted by よっといでん  at 22:14 │成人スティル病闘病家



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