2012年11月05日
熱発、発疹、こりゃヤバイと気付いた瞬間!
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H16.1入院
病名~不明熱~
自分自身、こんな厄介な病気にさらされてるなんて思ってなかった。
熱が出ても市販薬で下がるから、この体調の悪さもそのうち必ず改善されると思ってた。
だるいけどヘルパーの仕事を休むほどでもない。
家に帰って家事もそこそこでグッタリするが、翌朝また仕事に行けていた。
そんなある日、仕事の合間に何気に話したら、一人の看護師が
「河上さん、毎日バファリン飲むのっておかしいよ…。
熱計表つけてる?
ちゃんと決まった時間に熱を計って、それを持って一度大きい病院に行ったら?」
「??」
今まで湿疹重視で皮膚科を転々としてた私は初めて
「な、内科?」
その時はじめてことの重大さに気がつきました!
その同僚の看護師の一言で
「こりゃたいへんだっ!」
私はなんだか幸せの崖から落ちたみたい~
ノウテンキな私に不幸の種が刺さったみたい~
な心境におちいり
即効、当時病院勤務の私が唯一話せる神経内科の先生を呼び止めて
毎日出るけど不思議と朝になるとおさまる赤い湿疹と
一日の間で上がったり下がったりと熱発が続くっていう話をするやいなや
先生はボソッと
「僕が君の行きたい病院に紹介状を書いてもいいよ」
「…………」( ゚д゚)
「とりあえず大学病院か大きな病院に行きなさい。・・・難病かもしれないから。」
私は手足の赤い湿疹がひけば
全てが治ると思ってた。
先生の言葉を聞いても私の頭は明日の勤務表でいっぱいだった。
遠い病院は車でサッと通えないし・・・
それに明日も出勤するし。
・・・・・・
でも、その時、それでも私は大きい病院に行けば
すぐに特効薬をもらって治ると思ってた。
甘かった……違ってた。
数日後
加茂(厚生)病院になだれ込み
「このままあなたは入院です」
確実に暇である実家の父に「起き上がれない・・・」とレスキュー要請
…………
入院して5日もたたないで
喉と、口に激痛が来た!
とたんに口が開け辛くなり
腹が減っても喉が痛くておかずが飲み込めなくなった。
病院食が一割くらいしか食べられない。
喉が痛くて痛くて、食べたいのに飲み込めない。
なんじゃ!こりゃ~!
噛むたびに痛みで顔がひん曲がる!!!
この尋常でない激痛はなんじゃっ!!!
数日後
私が病床から打ったメールを受け取った友人が見舞いに来てくれた。
「いつもメールで字を間違えたことのない河上さんが、
いっぱい字を間違って打ってきたから…心配で…」
って泣き声に変わった瞬間
大部屋の真ん中で
高熱のため誰が来たのかおぼろげだった私だったけど
その優しい声を聞いた瞬間
思いっきり泣けた。
タグ :成人スティル病
Posted by よっといでん
at 22:18
│成人スティル病闘病家